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単身赴任を生き抜くブログ

40代にして単身赴任中です。 同じような境遇にある方々のご参考になればと思い、わたしの単身赴任生活のノウハウを公開します。

カテゴリー「光熱費」の記事一覧

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水道代の節約

<水道料金>
 水道代は、実は地域によって結構違います。

 東京都の場合、従量制で使用量とともに単価が上がるようになっていますが、1m3100円から200円くらいです(同量であっても、口径によってこれだけの幅があります。また、3人家族の使用量を前提としています。)
 
 水不足とは程遠い福井市の場合ですと、基本料金と合わせて1m3あたり120円くらいになります。

 水不足になりがちな高松市では、基本料金とあわせると1m3あたり250円くらいです。
 
 多様であることはご理解いただけると思います。

<水道の使用実態>
 水道はどのように使われているかというと、国土交通省の調査によれば、1人・1日あたり平均で313リットル(一ヶ月換算で9.4m3、厚生労働省の推計によると世帯あたり18.8m3となっています。

 風呂、食事、洗濯など、人数に正比例するわけではない要素が多いためか、東京都の調査では一月あたりの消費量は1人世帯で8.2m3、2人世帯で16.3m3、以降、21.8m3、26.8m3、29.4m3、37.2m3となっています。1人の場合の8.2m3を基準にすると、6人世帯では49.2m3となるべきところが20%(約10m3)以上少なくなっています。

 一人で住んでいる単身赴任者としては8.2m3が節約の目安になりますが、自宅の居住者数が減ったことで1人当たりの使用量が増えるであろうことは認識されるべきでしょう。

 水道の用途は、東京都水道局の調査によると、トイレ28%、風呂24%、炊事23%、洗濯17%となっています。近年の洗濯機の高性能化を受けてか、平成9年は20%だったのが、平成14年は17%と漸減しています。おそらく、今ではさらに割合は減っているでしょう。

<水道料金の削減方法>
 上記の調査と、単身赴任者の生活様式を考えれば、水道料金を削減するために考えなければいけないことは、①風呂、②炊事、③トイレです。

 前述の洗濯は重要な要素ではありますが、単身赴任者はある程度まとめて洗うのが常道でしょうから(そうでない方には失礼)、水道使用効率の面では決して悪くなく、削減余力は少ないのです。

 最優先は風呂です。単純には、シャワーのほうが水の使用量は少なくてすむはずです。できれば、湯船にゆったりとつかるのではなく、シャワーで済ませる習慣をつけましょう。毎日でなくてもかまいません。一日やれば、それだけ費用が安く上がります。これは、ガス代とも連動するので、結構効果がありますよ。

 ちなみに、管理人の場合は、独身時代に狭いユニットバス付きの部屋で生活したときに湯船につかると窮屈で肩が凝り、かえって大変だったことがありました。

 そのときに、半ば強制的にシャワーのみの習慣を獲得しています。いま、単身赴任していても、赴任先ではまったく湯船に使っていませんが平気です。しかしかつては、その窮屈なバスタブに無理矢理はいろうとして、苦労したのです。

 みなさんは無理をすることはありません。理想は私の状況ですが、無理のない範囲でやっていきましょう。

 ②の炊事は、ともかく無駄のないようにするほかありません。自炊の反動として、水道料金はかかりますが、グルメに走らない限りはトータルで安上がりになるはずです。

 炊事のときの水の使用は、洗い物での消費が多いと思いますが、これも、まとめて洗い、まとめてすすぐことで、相当使用量をおとすことができるはずです。がんばりましょう。

 あとは節水コマも有効です。管理人の住居の水道は上下移動のレバー方式なのですが、いきなり大出力になってしまうので、適度なところに調整することが難しく、使いすぎてしまう傾向にあります。

 管理人は、可能なものは元栓を絞ることで措置しましたが、元栓のないものはどうしようもありません。本当に節水コマでもつけたいところですが、レバー式のものにはつけられないそうです。

 ③のトイレですが、たとえば、2回に1回しか流さないという技を聞いたことがあります。まあ、ご自身しかいないのですから、好きにすればいいとは思いますが、わたしはちょっと真似できません。

 水洗タンクの浮きの高さを調節して流量を少なめにするのは考えられる手段です。それほど難しいことではありませんので、挑戦する価値はあります。調整のときに、結構水を流してしまうかもしれませんが。

 水洗タンクに、水を入れたペットボトルを入れて実質容量を減らすという方法もありますが、それなら前述の浮きによる調整のほうがより柔軟ですし、ペットボトルを無駄に買う必要もありません。仮に、2リットルミネラルウォーターが100円と仮定すると、上水の量にすると1m3以上になります。一方、1回に節約できるのは2リットル程度なので、1m3節約するのには500回使用しなければなりません。

 下水道料金をあわせると2倍弱になるので、元をとるには2年かそれ以上かかりそうです。タンクの調整でできるならそちらのほうが合理的ではないでしょうか。



今回のまとめ:単身赴任サバイバーの水道使用
 風呂、炊事、トイレの順に節約を検討
炊事・洗濯はまとめ洗いを心がけ
流量を調節できるものは絞っておく。
by 単身赴任サバイバー
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電気代の節約(照明)

 家庭の電気使用量の16%を照明が占めるともいわれています。冷蔵庫、エアコンと並んで、主要事項の一つであることは間違いありません。

 おそらくは何部屋もあるところにお住まいの方は少ないと思いますが、管理人の場合はダイニングを含めて4部屋あります。世帯用であるためです。

 しかし、在宅時にはほとんどをダイニングですごしますので、それ以外の部屋にはそもそも照明器具がありません(備え付けではないのです)。

  なるべく使わないことが得策ですので、そもそもないというのは、ある意味ではいい環境といえます(多少不便さを感じることはあります・・・)

 次にするのは、照明の間引きです。蛍光灯3本なら2本、2本なら1本にするということです。照明器具にアルミホイルを張って蛍光灯の光を反射させて、本数を減らすことによる明るさの不足をある程度カバーするという手法も知られています。 
 ですが、正直に言って、管理人は照明の間引きやアルミ貼りは行っていません。

 蛍光灯ですと一本定格20W。実質18Wが普通だと思いますが、これを1本減らしたとすると1日の使用が6時間として(もっと短いとは思いますが)、108Wh。月で3.2kWhです。
 管理人の場合、kWhの電気料金単価は30円そこそこなので、おおむね100円くらいになります。

 在室時間が長い部屋の照明を暗くするのは、気持ちの面であまりお勧めできません。リスクに伴うリターンがあるとは思えないのです。

 一方、あまり使わない部屋はそういう方法もあっていいかもしれません。
 しかし、照明を減らして、結局見えないので懐中電灯を使うようなことになれば、本末転倒です。節約分を簡単に吐き出してしまいます。

 中長期的には、LED照明を入れたりするのがいいのかもしれませんが、単身赴任先でそのような投資をして元が取れるかは疑問です。いずれ単身赴任が終了したときに自宅に持って帰るということならばいいですが、それも先のことなので、想定どおりにことが運ぶとは限りません。

 そういうわけで、設備の入れ替えは、あまりお勧めしません。

 同様のことが、他の家電製品についても言えます。最初の導入のときに大きめのもの、ランニングコストの高いものを買ってしまったからといって、あとから安いものに変えても、その更新費用を節約分で取り戻すのは一般には至難です。
 だれかから無料でもらえるのでか、さきほど申し上げたようにいずれ自宅に持って帰って有効活用するのでなければ、あきらめて今のものを使いましょう。

 そのほか、冷蔵庫やエアコンの電気代節約術などでは、小技はいっぱい紹介されています。同じ情報になるので、こちらではあえて触れません。ご容赦ください。
 
 照明に関しては、いる部屋のみつけて、それ以外の部屋の消灯を徹底することが、単身赴任者にとってはベストなようです。


 といいつつもここで裏技を一つ。

 入室早々に、照明の一部(たとえば玄関やトイレの白熱電球)をLEDに代えてしまうのです。そして、取り替えた電球は大事にとっておき、退去するときに元に戻します。
 自分で買ったLED電球は、単身赴任終了後に自宅に持ち帰り、そこで活用します。
 これなら無駄がありません。

 この方法の最大の欠点は、家計を主体的に見る人が単身赴任者から奥様に代わることが多いこと、LED電球の購入と自宅での使用にタイムラグがあることから、節約効果が実感しにくいこと、そして、節約分が別の経費に無意識に流用される可能性があることです。
 強い意志をもって、物品の管理をされるかたであれば、相応の成果が得られると思います。

 管理人の場合は、単身赴任先会計の中で負担が増え、そのメリットは自宅で妻が享受することになるので、モチベーションが高まりません。

 そろそろトイレの電球が切れそうなのですが、今入っているのは白熱電球型蛍光灯ですが、換えるときは本物の白熱電球にしてやろうかと思っています。購入費用は安くなりますし、ランニングコストも、増えるとはいえトイレの電灯ならそれほどのことはありませんので。

電気代全般はこちら

水道代はこちら




電気代の節約

電気代に限らず光熱費の削減は、基本的には不自由・我慢とのトレードオフになります。

それだけに、「単身赴任の節約理念」でご紹介した、④どうせならできるかぎり楽しく節約する、が重要となります。

<光熱費の範囲>
 とりあえず、電気代、ガス代、水道代、灯油代の四つを想定することにします。今回は電気代のみを取り扱います。
<構造的節約方法>
 構造的といっても大げさなことはありません。
 そもそも、なければ使わない、規模を小さくすれば光熱費も安くなるという発想に立ちましょうということです。
 よくいわれるのは電力会社との契約アンペア数を変えてしまうことです。
 単身赴任で住むようなところだと通常30Aくらいが多いと思いますが、東京電力の場合、基本料金は月546円、これを20Aにすると409.5円になります。10Aまで下げると273円です。
 ということは、1年間では、30Aから20Aに下げると1,638円、30Aから10Aに下げると3,276円の削減になります。
 北海道電力、東北電力、中部電力、北陸電力、九州電力で30Aから20Aに下げたとすると、順に、1年で3,906円、3,780円、3,276円、2,772円、3,402円の節約効果があります。
 20Aにすると、エアコンと電子レンジとドライヤーを同時に使うとブレーカーが落ちることがありますが、1人暮らしであれば困るというほどのことはありません。
 金額的にはあまりたいしたことはないですが、電気製品をあまり使わない方であれば、労せずして節約できる点は、メリットです。

 なお、アンペアの変更は室内工事が必要です。無料ですが、上げてから1年以内にまた下げるというのはできないようです。一方で、下げてから上げるのはいいようです。が、くれぐれもご自身でご確認の上、ご自身の責任でなさってください)
 借りている部屋でそういう契約変更ができるのか、そちらの方が気になります。電気の契約はあくまで住人と電力会社で行うものですが、大家(建物の所有者)としては、退去時には現状復帰を求めるかもしれませんし。
 関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力はアンペア契約はありませんので、上記の方法は使えません。
 
 最後に、この記事は、あくまで情報を提供しているものであり、費用節減を保証しているものではありません。結果について管理人は関知しませんので、その点はご了承ください。
  
(注:2013年10月時点の情報に基づいています)

プロフィール

HN:
単身サバイバー
性別:
男性
職業:
ひみつ
趣味:
節約(嘘)
自己紹介:
東京を離れ某地で単身赴任しています。
妻1子2。
月イチ程度で自宅に帰っています。

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