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単身赴任を生き抜くブログ

40代にして単身赴任中です。 同じような境遇にある方々のご参考になればと思い、わたしの単身赴任生活のノウハウを公開します。

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単身赴任の生活費(帰省費用2)

 前回に続いて帰省費用についての考察です。いえ、そんな大げさなものではありません。どんな方法があっていくらかかるかな、と調べてみただけのことです。

 「①帰省する頻度を下げる」、「③出張で帰る」については述べましたので、今回は「②1回あたりの費用が割安のものを選ぶ」について考えてみます。


 一般論ですが、帰省の費用は、飛行機>鉄道(新幹線)>自家用車>鉄道(在来線)>バス(>出張)となります。

 離島のようなところでは、鉄道、自家用車、バスが消えて、船が登場しますが、このようなケースが全単身赴任者に占める割合は決して高くないと思いますので、特にこれ以上は触れません。

(離島を無視しているわけではなく、むしろ商売柄よくわかるんですが、管理人の能力ではそこまで踏み込めないのです。)
 

 ともかく、それぞれ簡単に特徴をみていきましょう。

飛行機:
 早い。
 遠距離で有利。
 高い。
 便数が限られる。
 シーズンやチケットの種類によって値段が大きく変わる。
 気象条件に弱い。
 空港が遠いと時間・費用がかかる。


鉄道:
 定時運行。
 本数は割合多い。(東京から地方都市行きの新幹線・特急は、多くの場合1時間に1本以上)
 あまり大幅な割引はない。
 比較的気象条件には強い。
 飛行機よりは遅いが、空港の位置やタイムテーブルによっては、時間的不利はそれほどでもなく、むしろ優位になることがある。


自家用車:
 時間は自分次第。
 運転による疲れが生じる。
 渋滞に巻き込まれるリスクがある。
 荷物を運びやすい
 新幹線よりやや安い(条件によっては逆転の可能性あり)。在来線特急と比較するとやや高い。
*自動車の条件は多様ですので、コスト的に近い鉄道との優劣は逆転する場合も結構あると思います。 
*時間はかかりますが一般道を一部でも使うとかなり安くなります。

バス:
 安いものから鉄道並みの料金のものまで幅広い。
 渋滞に巻き込まれるリスクがある。
 中小規模の業者が多い。
 長距離は夜行便が主体。朝到着なので丸一日活動できる(理論上は)。

 さて。管理人、単身赴任サバイバーの場合はどうかというと、結論からいえば格安高速バスと普通の高速バスを使い分けています


 詳しくみていく前に、一度、単身赴任の節約理念にもどりましょう。

 ここで掲げた②物、特に耐久消費財を買うときは、維持費や処分費用もふくめて比較検討するを思い出してください。


 これはモノを前提に記載していますが、その本質である、トータルのコストベネフィットで考えるという意味では、モノに限らずあらゆる経費に応用ができます

 上記の各交通手段の特徴でも軽く触れていますが、飛行機、鉄道、バスの場合は、乗降地まで・からの費用と時間を見込むことが必要です。

往々にして、それに付随して割高な食事をとらなければならないこともあります


 たしかに交通手段にかかわらずかならず食事はとりますが、「割高」な食事をとるだけのメリットがあるか、よく考えてほしいのです。


 さらには時間。安くすませようと格安高速バスを使った結果、ろくに眠れないで、まともに活動できなかったり、単身赴任地での仕事に支障を来していてはいけません。


 絶対的な時間も大事ですが、質も大事です。


 長くなりましたので、続きは次の記事で。

by 単身赴任サバイバー

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単身赴任の生活費(帰省費用1)

多くの場合、単身赴任の際に主要費用のひとつとなるのは、帰省費用(家族のいる自宅に帰る費用)です。

 

一般に帰省というと、親元に帰ることをさしますが、用例としては単身赴任者が本宅に帰ることをさしているケースも少なからずあるようですので、(正直なところ自分でも違和感はあるのですが)このブログではそれを帰省と呼ぶことにします。

 

さて、帰省費用は高額になりがちですが、とはいえ単身赴任者たるもの、費用は必要最小限に抑えなければなりません。

その手法は、

 

①帰省する頻度を下げる

 

②1回あたりの費用が割安のものを選ぶ

 

③出張で帰る

 

の三つのいずれかしかありません。

 
③が使える方は恵まれています。

日本最大級の楽天トラベル

 ただ、私的な行為である帰省と深くかかわることになりますので、会社の旅費規程がどうなっているか(タテマエ)、その運用が実態的にどうなっているかは(ホンネ)、きちんと確認をしておいたほうがいいでしょうね。


管理人の場合、自宅方向への出張は年間3回程度の見込みです。週末にからんでいればいいですが、そうでなければ自宅に寄る意味はほとんどありません。

泊付き出張の場合は知り合いとの飲み会に流れることが多いので、一泊だとするとほとんど自宅にいる時間はないのです。

それはそれとして、①帰省する頻度を下げるですが、どこにも何の影響もなく費用が減らせるならそんなにいいことはありません

 

ですが、必要最小限度の水準は守るべきです。その水準は、家族により、距離により、費用により、時間とともに変化していきます。

まずは家族全員が納得できるところをスタートラインにしましょう。

このスタートラインは、ある程度経済的なことも踏まえて設定されていますが、やってみると思いのほか費用がかかったり、又は安くついたり、帰省そのものの必要性が高まったり下がったりします。

支出を抑えたいのであれば、影響は大きい費用ですので、決めたルールを黙々と実行するだけではなく、家族間での相談を続けるべきです。

以前ポストした「単身赴任の節約理念」の ③節約は大事だが、それによってお金で変えないものを失ってはならないを思い出してください。

お金を節約しても家族関係がギクシャクしては元も子もありません。無理はしないように。さぐりながら、徐々に最適ポイントを探しましょう。

割合、安全な方法は、「次は(さらにはその次)いつ帰るか」を頻度を前面に出さずに家族で相談することです。

ご家族にもいろいろと予定があるでしょうから、この日いてほしい、この日はいなくても大丈夫という希望があるはずです。

もっとも、それに対して、仕事を優先して提案を拒絶してばかりいると、ご家族にもストレスがたまります。

ご家族は、単身赴任者がいないという負担を受けていると考えましょう。

単身赴任者は、その負担を軽くするため、仕事のスケジュールを調整し、家族の都合を優先することも必要です。


②については長くなるので次の記事で。

by 単身赴任サバイバー

単身赴任の生活費(管理人:単身赴任サバイバーの場合)

さて。単身赴任の皆さんは生活にいくらくらい費用をかけておられるでしょうか。

携帯普及期の、かなり古いデータのようですが、アート引越しセンターが単身赴任についてアンケートをおこなっているので、ご紹介しておきます。

それによりますと、月の生活費は、平均で16万円。本当か?という気がしますが。

この調査では、毎月相当額をかけておられる方が以外にふくまれており、それに引っ張られているらしく、中央値(真ん中の順位)でいえば、13万円くらいということになっています。いわゆる平均のマジックというやつですね。

最低層は8万円未満で、ここに12%の方が含まれています。
(詳しくはこちら)

デフレが続いていたので、今の感覚ではそれなりに割り引いたほうがいいかもしれませんが、それにしてもわたしにとっては驚異的金額です。

この際ですから、アート引越しセンターさん、もう一度調査しませんか? 標本のひとりとしてご協力しますよ。

はっきりしないのは平均月1回以上帰っているとされる自宅までの往復の交通費を「生活費」に含めているのかどうか。

このブログの目的は、単身赴任費用全体を圧縮することですが、家との往復のための経費は距離・頻度によってかなりの差が出るので、削減努力という意味では比較が困難なのですよね。

仮に東京大阪間とすると、新幹線で往復して2万6千円くらいですから、それを差し引くことができると考えれば、10万円ちょっとで純粋に「現地生活」をしていることになります。

さらにいえば家賃がどうなっているのかも論点になります。

そういった大物費用に対して、どういう支援策が会社でされているのかによっても実態的な負担は変わってきます。

突き詰めるとデータが足りず比較できないので、ここは単に、出て行くお金のみに的を絞ってお話したいと思います。


ところで、単身赴任サバイバーはいくらかけているかというと、2013年7月は以下のとおりです。

電気・ガス・水道    約 6000円
食費           約22,000円
日用品など       約 5,000円(通常3,000円くらい)
交際費(飲み会)   約14,000円(通常10,000円くらい)
衣類           約 4,000円(通常1,000円くらい)
家へのお土産     約 2,000円(通常1,000円くらい)
インターネット接続  約 4,000円
共益費          約 4,000円
家賃           約21,000円
家との往復       約8,000円
計           約9万0,000円

ただ、この月は、家へのお土産をちょっと張り込んだり、飲み会が多かったり、めったに買わないズボンをユニクロで買ったり、日用品のイレギュラー支出が多かったりと、若干事情が違います。

それを平均的な費用と置き換えると、相当減るはずので、単身赴任に伴う支出全体としては8万円くらいでしょう。

オレンジの部分は、単身赴任していなくてもかかっている費用です。
家にいた頃と比較すれば、日用品などはやや増え、交際費は増え、食費は減っています。

さしひきで、オレンジの範囲でいえば、トントンか、若干減っているくらいです。

本音は経費を浮かせているとおもうのですが、数値的な根拠はないので、この場では単身赴任前と比較してプラスマイナス・ゼロとしておきましょう。

それ以外の黒字の部分合計4.5万円はすべて新たに増えた経費ですので、これがネット増分となります。

結構がんばっているつもりなのですが。

これは皆さんのお力をかりて更なる圧縮を図らなければいけないかもしれません。

今回のまとめ:単身赴任サバイバーの生活費


単身赴任サバイバーの平均的生活費は月8万円くらい

単身赴任したことにより以前から増加した支出は月4.5万円くらい

ただし、交通費8千円を含む

by 単身赴任サバイバー

単身赴任の節約理念

単身赴任は、なんと言ってもお金がかかります。

ともかくはまず経済的な問題に取り組む姿勢を理念的に整理しましょう。

まずは、お金がかかってもかまわないという人。なかにはそういう人もらっしゃるでしょうね。はい。うらやましい限りです。

私、単身赴任サバイバーの職場でも、共働きで奥さんにかなりの収入があるためか、だんなさんの給料は事実上全額小遣いというつわものがいました。あくまで、ウワサですけどね。

そんなレアケースは別として、ほとんどの人は、単身赴任にともなう出費の増をなんとかするために、毎月している積立貯金などを減額して割り当てる、奥さんが働く(シフトを増やす)ことができるかどうか考え、それと並行してできるだけ単身赴任に伴う出費の増を押さえようとすることになります。


ご自宅での節約もあるでしょうが、やはり、単身で自由度の高いお父さんがどれだけ出費を抑えられるかがキーポイントになります。そこで、次のことを考えてほしいのです。

①本当に必要か。ほかによい方法、我慢できる方法はないか考える。

②物、特に耐久消費財を買うときは、維持費や処分費用もふくめて比較検討する。

③節約は大事だが、それによってお金で変えないものを失ってはならない。

④どうせならできるかぎり楽しく節約する。

ここで言っていることは当たり前のことばかりですが、最も難しいのは①です。

①は人によって判断基準が違うのです。

ごく単純には、暑がりの人は夏場対策にお金をかけ、寒がりの人は冬を乗り切るためにお金をかけるでしょう。

①は、どこまで我慢するか、自分が考えて、決めなければならないのです。自分で自分を律していかなければなりません。だから難しいのです。

「必要」は必ず要ると書き、ここぞというときには「不可欠」という意味で使われますが、日常的にはそうではなく、「重要」くらいの意味合いしか持ちません。

無理な我慢は続きません。最悪の場合には体を壊し、③に反してしまいます。かといって、野放図にお金を使っていいわけでもありません。

節約は精神的に負担を与えます。だから、④も重要なのです。

このブログでは、管理人の節約術の考え方と具体的方法、その他単身赴任にまつわるノウハウ提供していきます。



今回のまとめ:単身赴任の節約理念

①本当に必要か。ほかによい方法、我慢できる方法はないか考える。


②物、特に耐久消費財を買うときは、維持費や処分費用もふくめて比較検討する。

③節約は大事だが、それによってお金で変えないものを失ってはならない。

④どうせならできるかぎり楽しく節約する。

by 単身赴任サバイバー

単身赴任ブログ始めました

単身赴任は負担です。経済的にも、体力的にも、精神的にも。

単身赴任しているお父さんにとっても、残されたお母さんと子供たちにとっても。

そんなお父さんとご家族の参考になればと想い、単身赴任のノウハウをまとめたこのブログを立ち上げました。

「単身赴任サバイバー」こと管理人も、やはり単身赴任の身です。

単身赴任をいかに乗り切るか、知恵を出し合っていきましょう。そして、ともに幸せな家庭を築きましょう。

by 単身赴任サバイバー

プロフィール

HN:
単身サバイバー
性別:
男性
職業:
ひみつ
趣味:
節約(嘘)
自己紹介:
東京を離れ某地で単身赴任しています。
妻1子2。
月イチ程度で自宅に帰っています。

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