単身赴任を生き抜くブログ
40代にして単身赴任中です。 同じような境遇にある方々のご参考になればと思い、わたしの単身赴任生活のノウハウを公開します。
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単身赴任の生活費(帰省費用4)
4)バス(金曜夜に赴任先出発・翌日朝に自宅着/日曜夜に自宅出発・翌日朝に赴任先着)
<バスの費用検討>
バスは、実際のところ、管理人の主要帰省手段です。
赴任先から東京までは、料金の安いものから高いものまでいろいろあるのですが、比較的規模の大きな、鉄道会社系のところを例示して検討してみます。
職場→赴任先自宅→ターミナル駅:路線バス(定期利用のため0円)
ターミナル駅→東京のターミナル駅:高速バス(4枚綴り回数券の一回分6,500円)
東京のターミナル駅→最寄り駅:鉄道(210円)
最寄り駅→自宅:徒歩(0円)(復路省略)
片道小計:6,710円
往復合計:13,720円
所要時間:片道約6時間
自宅滞在可能時間:約38時間
*三列独立シート、トイレ付き
往復で車中泊が二泊あるので、赴任先を離れる時間が長いわりには、自宅滞在可能時間はかえって短くなっています。
しかし安い。飛行機の4割ほど、鉄道の6割強の費用です。
この鉄道会社系のバス会社では、日による料金の変動もありません。(多くの鉄道会社系は日による料金差をつけていないようですが、一部例外もあります。)
この会社の欠点は、30日前でないと予約ができないことと、週末の夜行便は発売から数日で売り切れてしまうことが多い点です。
<クーポンの活用>
上記鉄道会社系のバスは、7回乗ると1回無料で乗れるクーポンがもらえます。もしこれを無駄なく使うことができれば、実質単価をさらに下げることができます。
現実には、こういうクーポンは道半ばで終わってしまうことも多いと思われる方がいらっしゃると思います。確かに、定性的にはそのとおりです。
しかし、一度でも使えば平均単価はぐっと下がることも記憶しておくべきです。
一度もらった後は、2枚目のクーポンがもらえる寸前がもっとも単価が高くなりますが、そうすると7回×2で14回分支払って、乗車は15回。
当地では、金券ショップで回数券が200円増しくらいでばら売りされていますので、それを使うと、所要費用は、正規回数券1組4枚の26,000円の3倍で78,000円、金券ショップばら売りが6,700円2枚分、計91,400を15回で割ると、単価は6,093円弱となります。
一度でも利用すれば、ここまで単価が落ちるのです。この場合、1回の往復費用は12,606円となります。
<格安高速バス>
値段面では、さらに安いのが、2013年7月まで高速ツアーバス(募集型企画旅行)として運営していた業者が、同制度の廃止によって、より規制の厳しい高速乗合バス(路線バス)として再出発したバス会社です。
「格安高速バス」と総称されることが多いですが、サービスによっては鉄道会社系のバスと比較して格安ではないものもあります。
最も安いタイプであれば、4列シート、前後12列、トイレなしと条件はよくはありませんが、若い人だけでなく、中高年も結構利用しています。
週末便でも日によって片道3,000円強で乗れる場合があります。ただ、三連休など時期によって4,000円くらいすることもあるので、もうすこし足してグレードの高いバスで行こうとする人もいるでしょう。
前後11列くらいの、やや狭さが緩和された(「ゆとりのある」とはいいません)タイプもあります。
これだと最低でも4,000円前後でしょうか。
3列シートになると、上記の鉄道会社系のバスとの、料金差はかなり縮小し、むしろ週末便は高いくらいです。サービスは鉄道会社系よりも充実していることが多いようです。
これまで予約してきたときに空き状況を確かめた経験では、こういったバスは、3列、4列シートごとに、安いものから順に埋まっていく傾向があるようです。
<管理人の場合>
管理人の場合は、往復のどちらかを最も安いタイプ。どちらかを3列シートの出来るだけ安いものにするというのが基本方針です。余力があれば、往復を最安値にします。往復とも鉄道会社系などの高いバスにすることは、それしか取れないような場合を除けばまずありません。
なお、昼便があるのは鉄道会社系だけなので、日中移動するときは必然的に鉄道会社系になります。
費用は平均的には往復8,000円くらい。
からだはきついですが、最安値で往復したときには往復6,500円を切りました。
しかし週末便は、安いところや鉄道会社系はなかなか予約が取りにくく、三連休の二週間前くらいだと、もうどこのバス会社も予約でいっぱいです。
早め早めに予定を決めておく必要があります。
どのバス会社でも、予約の変更は1回限りと断りはありますが、変更は受け付けてくれるようです(あらかじめ予約変更不能とのことわりがある一部の早割などを除く)。
予約変更が可能というのは、企画バスから高速乗合バスになった利点かもしれません。
<利用する場合の注意点>
実際に利用する場合は、東京のどのターミナル駅に着くのかよく考えておく必要があります。東京駅と新宿ではかなり便利さが違います。東京行きのバスは数多く出ていますが、到着駅を限定すると選択の幅はかなり狭くなってしまいます。
また、土曜日の朝から子供の運動会といった行事が入っているような場合は、極力朝早い時間に到着するものを選ぶか、場合によっては前日のうちに到着するよう昼便で帰るか、鉄道等を使う必要が生じます。
単身赴任先に帰るときは、管理人は一旦赴任先の家に戻って着替えることを基本的な条件にしていますが、早朝の公共交通機関は本数が少ないので、五時四十分にはターミナル駅に到着してほしいといった事情もあります。
あるときは、停留所に前のバスが止まっていて、五分ほど待たされたので、ターミナル駅からの目当ての電車に乗れず、20分ほど次の電車を待っていました。
まして、何らかの理由で到着時間が大幅に遅れたら、定時に出勤することは不可能です。
いままで何度もバスで往復していますが、幸いその後のスケジュールに影響するようなひどい遅れが生じたことはありません。
ですが、万一のことを考えて、赴任先に戻る日の午前には、重要な要件は入れないようにしています。
<交通手段のまとめ>
ここで帰省1回あたりの費用についておさらいしますと、管理人の場合、飛行機、鉄道(新幹線・在来線)、自家用車、バス(鉄道会社系)、バス(格安)の費用(往復)は、順に、3.5万、2.2万、1.6万、1.4万、0.7万でした。
管理人の場合はバスの比較優位はなかなかゆるぎませんが、思ったより自家用車が安いとも感じます。
ここで帰省の手段と費用について、一度まとめてみます。
今回のまとめ:単身赴任サバイバーの帰省方法
飛行機、鉄道、自家用車、バス(鉄道会社系)、バス(格安)の費用は
5:3:2:2:1
頻度は概ね月1回
主な手法はバス
1回当たりの交通費は平均8,000円くらい。
(単身赴任サバイバーがおかれている状況を前提としたものであり、一般論ではありません。)
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by 単身赴任サバイバー
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プロフィール
HN:
単身サバイバー
性別:
男性
職業:
ひみつ
趣味:
節約(嘘)
自己紹介:
東京を離れ某地で単身赴任しています。
妻1子2。
月イチ程度で自宅に帰っています。
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