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単身赴任を生き抜くブログ

40代にして単身赴任中です。 同じような境遇にある方々のご参考になればと思い、わたしの単身赴任生活のノウハウを公開します。

カテゴリー「帰省」の記事一覧

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富山地鉄高速バス搭乗記

<富山地鉄高速バス概要>
 富山地鉄高速バスは、富山を代表する地場企業の一つである富山地方鉄道株式会社によって運営されている高速バスです。同社は、富山地方鉄道各路線や路線バスを運営するとともに、富山地鉄北斗バス、加越能バスなどを子会社に抱える富山県内最大の公共交通機関です。
 地元では「ちてつ」と呼ばれています。
 高速バス路線も、昼行便、夜行便を含め、東京はもちろん名古屋、大阪、新潟、仙台、長野などに走らせています。

 肝心の値段ですが、2014年4月の消費税率引き上げのタイミングで体系が変更され、それまで一日4便一律で7,000円強だったのが、時期、時間帯により5,700円から8,200円に変更されました。(いずれも富山市内ー東京都内間の料金)
 これと合わせ、従来あった4枚つづり回数券と往復割引が廃止されています。

 3列独立シート、トイレ付きで設備はよかったのですが、実質的に値上げとなりました。

 週末は格安高速バスの設備が充実した便よりも安いくらいだったのも今は昔。8,200円となればほぼ同じ水準です。

 もっとも、地鉄最大の特徴である、クーポンは引き続き行われているようで、7回乗車すると8回目が無料になりますので、この活用次第では同クラスのバスより安価に済ませることもできるかもしれません。

 運行は、西武バスとの共同です。このため、東京発着は東京駅や新宿駅が多いなか、異色の池袋経由となっています。それどころか、東京を昼間に発着する便は新宿での乗り降りができません。

<車内の様子>
 3列独立シート、前後10列とシート間隔は申し分ありません。トイレ付きなので安心感も違います。
 格安の4列シートと比べることは無意味かもしれませんが、イスのクッションも良好です。ただ、個人的にはシェルシートであるVIPライナーには負けているように思います。

 車両によるのかもしれませんが、各席にコンセントがついているものの通電されていないようでした。まあ夜行便ならほとんど必要ありません。昼行便ではあったほうがありがたいとも思います。タブレットやスマホを使っている人も多いようですので。

<予約>
 予約は窓口、乗車券センターへの電話、インターネット(発車オーライネット)となっています。
 2014年3月までは回数券があり(9月までは使用可能)、これはネットには対応していなかったため窓口で予約するパターンが多かったのですが、回数券はもう廃止されてしまったのであえて窓口に行く必要はなくなっています。
 地鉄バスは快適なことは確かなのですが、予約が一か月前からしかできないところは少々困っています。管理人の承知しているかぎり最大3台で運行していますので、一か月前の午前中に窓口に行って予約すればまあ大丈夫ですが、当日なにか行事が入ったり、なにもなくてもつい忘れてしまったりすると予約が取れず、まずいことになってしまいます。
 他の格安高速バスでは2か月先の予約ができることは普通です。地鉄の夜便は早々に売り切れてしまうので、先の予定が決まっている場合には、取れないリスクがある地鉄を避けることもあります。
 ここらあたりは、JRなど他の鉄道会社系もおなじょうなものなのかもしれませんが、改善を望みたいところです。
 予約変更は1回は無料でできましたが、料金体系が変わったので、差額の支払い等が必要となるのでしょうか? HPに変更はネットではできないと書いてあるので、窓口に行くなり電話するなりすればできるような印象を受けますが。
<乗車中>
 有磯海、松代、上里の各サービスエリアで停車します。
 行きの場合でも有磯海のような富山市内から30分ほどで行けるようなところでとまるのですが、これは、サービスエリアの運営が西武系の企業であるからではないかと思われます。同様に、松代、上里も西武系です。
 別に文句もないのですが、社会というのはそういうものかなといつも感じます。
 夜行便だと外の景色を見ることはできませんが、昼行便では十分に堪能することができます。特に、糸魚川前後の、高速が海にせり出しているところは圧巻です。日頃は自分でハンドルを握ることが多いので、ついつい外を眺めてしまいます。
 停車時間は10-15分くらいです。

<降車>
 池袋ですと東口、新宿ですと西口バスターミナルに到着です。
 富山では、駅南側のバスターミナルに到着となります。
 富山の場合は、総曲輪などの手前の停留所でもとまりますので、そこで降りることもできます。富山着の時間は朝は結構早いので、管理人の場合は駅まで行かず途中下車して歩くこともあります。荷物が少なければですが。

by 単身赴任サバイバー

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2014年4月以降のKBツアー

<最近のKBツアー>

 2014年4月から消費税率が引き上げられました。KBツアーに関しては、あまり上がったという感じはなく、個人的な利用履歴をみても短歌が動いた形跡はありません。
 ガソリンが上がり、ドライバーの確保が難しくなっているなかで、企業努力に努めているのだと思います。

 以前の記事で、KBツアーはアメニティがなにもない、ブランケットすらないと書きましたが、冬場にはさすがにブランケットが提供されていました。ただ、上の棚に置いてあったりして、特にしっかりWEB上には「ひざかけ」のアイコンがありました。ただ、上の棚においてあるだけで乗車時の説明がない場合もあり、気づかずに使っていない人も相当いるようです。
 上着を脱いで膝にかけたりしている人が多いので、あまりこだわることはないのかもしれません。

 ふと気が付くと、平日便が1日1便に減っていました。以前は1時間から30分くらいずらして、2本の便があったと思うのですが、それとも平日はもともとなかったのでしょうか。
 月曜や木曜の夜に乗っても、ほぼ満席なのは週末と便数が違うからなのでしょう。

 3月に利用した時、たまたま乗車率が半分程度だったことがありました。この水準だと、結構快適に眠ることができました。それ以外は、いつ乗ってもほぼ満席です。

スーツケース・旅行用品のトラベラーストア

 以前はキャンセルが直販予約サイトからはできず、電話をしていたのですが、これもサイトからできるように改善されていました。電話は日中しか受け付けていなかったのですが、ネット経由ら自宅からでも夜などに手続きができるので、この辺は助かっています。

 
前回の記事はこちら

by 単身赴任サバイバー

楽天トラベル株式会社

WILLER TRAVEL搭乗記

<WILLER TRAVEL概要>

WILLER TRAVELは、WILLER TRAVEL社とのそのグループ会社が運航する高速バスです。本社は大阪のようですが、東京、大阪を核として全国のほとんどの都市で展開しています。

地域的には、九州では福岡発しかないところが弱いですが、それ以外はほとんどすべての都道府県で展開しています。栃木、群馬、山口くらいでしょうか。北海道内も抑えています。一グループとしては非常に大きな路線網を持っているといっていいでしょう。

地域によっては夜行だけではなく昼行便もあります。こうなるともはやJRバスと比肩しうる展開力となります。JRが地域会社になっていることを考えれば、便数ではそれより多いかもしれません。
 
座席のグレードは、コクーンからスタンダードまで多岐にわたっています。もっとも、管理人が使う路線では、リラックスとスタンダードの2種類しか運航されていません。いずれも4列シートとなります。

料金は、東京ー大阪といった利用者数が多くかつバス会社間の競争も激しい路線では安いものがあるのですが、管理人が使う地方都市路線では普通の値段です。鉄道会社系よりは安く(日によっては高くなりますが)、最安値からはちょっと遠いというところです。

<予約>

直販サイト楽天トラベル から可能です。楽天と比較する限り、値段に違いはないようでネット経由以外電話予約可能が、電話番号が、予約ページ記載ておず、変更ページよう発見た。電話使ないが、もう利用者利便性しい

また、年会費1,050円のプレミアム会員になると、300円の割引になります。4回乗れば元が取れるというのは、高速バスヘビーユーザーならずとも検討に値するのではないでしょうか。
直販サイトでは、WEBクーポンを発行しており、携帯経由なら200円引き等のキャンペーンが行われることがあります。WILLERトラベルを利用するのであれば、ダメ元で事前にチェックすることをお勧めします。
乗車すると、ポンタとは別に、三日後に100円あたり1点のポイントが付きます。100ポイント単位で使用できるようです

変更はネット、電話での受付となります。チケットは直販サイトのほか、楽天トラベルでも扱っています。直販だとPontaポイントがたまるようです。

<待合所>
 新宿の場合は、都庁の手前、住友ビル1階の北側入り口の両脇の部屋、計2室を使っています。
日曜夜だったこともあり、広い空間に、乗車を待っている人が所せましと並んでいました。椅子が置かれているスペースは半分以下で、残りは空間になっていますが、それでも広いという感じはしません。
受付カウンターのようなものがありますが、高速バス業者にありがちなチェックインはWILLERトラベルでは必要ありません。案内をしているだけです。
 2室のうち一方の部屋には売店とインターネットスペースが設けられています。もう一方は自販機のみです。売店の商品はお土産のようなものはあまりなく、トラベル用品やちょっとした食料が中心でした。
 複数のモニターで、出発予定時刻が表示されています。飛行機の出発便をまとめて案内するモニターを想像していただければいいでしょう。
 待合室内の社員の人は黒のスーツで、一目でそれとわかります。案内は十分にされているので、時間ぎりぎりに来たのでもなければとくにカウンターで何かを聞く必要はなさそうです。
WILLER TRAVEL
 なお、トイレは待合所内にはありませんので、ビル内の共用トイレを使用することになります。エスカレーターで地下1階に下りるよう案内が掲示されています。数が少ないのか、女性用は行列ができていました。
 <乗車>
車両到着の数分前に、待合室に一度アナウンスがあります。その後、搭乗案内のアナウンスがあるので、これを受けて待合室前エスカレーターで2階に上がり、外に出たところが乗車場所となります。WILLERトラベルのバスがずらっと並んでいますが、案内の人がいるので迷うことはないでしょう。
バスの入り口のところで名前を告げて、座席を確認し、荷物を預けて乗車します。
 

<車内の様子>

 管理人はスタンダードしか利用したことがありません。よりグレードの高いリラックスと同じ値段なのですが、写真を見る限りはスタンダードのほうが通路が広く(=座席が狭い)、かつ、各種設備も劣っているようです。

 これでなぜ同じ値段なのか、理解に苦しみます。日によっては違うのかもしれませんが、管理人が乗車した日は全く同じ値段でした。スタンダードの狭い座席でしんどい思いをするなら、1000円以上安いKBライナーを使ったほうが気分的にはマシです。

<乗車>

唯一利用した新宿発に関してしか管理人には分かりません。

新宿住友ビル(三角のビル)に受付があります。そこで、次々発車する便が案内され、それに合わせてついてくことになります。待合の椅子が圧倒的に少ないのでつらいです。週末は人で埋まっていますので、なおさらですね。
この記事は、2013年12月現在の情報に基づいて記述しています。

<まとめ>
管理人が利用する路線・クラスはWILLERトラベルの本当に一部でしかないので、それだけで評価するのははばかられます。

KBツアーやVIPライナーもそういう面はありますが、WILLERトラベルの場合は知っている割合が少なすぎると感じるのです。

このため、皆様の役に立ちそうなコメントはできませんが、言えるとすれば一言。料金が同額ならスタンダードは極力避けるべき。この程度です。

ほかの路線も乗る機会があれば、詳しく書いてみようかと思います。
 
by 単身赴任サバイバー

WILLER TRAVEL

VIPライナー搭乗記

<VIPライナー概要>

単身赴任先での仕事の関係などで早めに着いた方がいいような場合には、このVIPライナーを使っています。

VIPライナーは、平成エンタープライズ株式会社が運営する高速バスの商品名です。

東京周辺と、中部・北陸・関西を夜行で結んでいます。

東京周辺の出発地・到着地は割合細かく、たとえば東京-大阪間では、大宮、志木、さいたま新都心、王子、千葉、TDL、秋葉原、池袋、新宿、東京駅、川崎、横浜での乗降が可能です。大阪周辺では、京都、新大阪、大阪駅、長堀橋、なんば、天王寺、岸和田、USJ、神戸三宮となっています。乗降地、グレードの違う15便が一日に往復しています。

管理人の使用路線でいえば、鉄道会社系バスが片道7,000円台前半であるところが、週末で5,000円前後、高い時期では6,000円を超えることもあります。あまり安いとはいえません。ウィークデーなら3,900円というのがありました。

少し調べただけですが、直販でも楽天トラベルでも、料金は変わらないようです。

Tポイントがつくというのは、VIPライナーの特徴です。楽天トラベル経由だと楽天スーパーポイントとダブルでたまりますので、そちらの方がお得かもしれません。


<車内の様子>

VIPライナーの車両・シートは数多くの種類があります。

もっともグレードの低い「スタンダード・シート」は、以前記述したKBライナー並みの横4列、縦12列シートになります。値段はKBライナーよりは高めだと思います。

4列シートの「楽のびシート」は11列になり、隣席との間に肘掛けが設けられています。

4列シートの「電動バックシェルシート」は4列シートとしては最高クラスかもしれません。といいますのは、その名の通り、後ろの部分がシェル状のパーツで囲まれていて、シートをいくら倒しても後ろの人に気兼ねする必要がないのです。縦に9列しかなく、隣席とのあいだにはしっかりした肘掛けがあり、上からはカーテンも吊されています。管理人としては下手な3列シートより満足のいく水準です。

3列シートでは、「低反発シート」「デラックスシート」「電動バックシェルシート」の三種類があります。乗ったことはありませんが、最近の3列シートは十分ゆったりしているので、おそらく電動バックシェルシート以外でも質的には問題ないでしょう。

グレードの高いバスでは、モニター付きだったり、電源があったり、無線LANがあったりと設備も充実しているものもあります。当然、トイレもあります。

平日は鉄道会社系のバスと同じくらいの値段ですが、週末がからむとむしろ高いくらいになるようです。設備の面では、上回っているように思います。

サイトには写真やレイアウトが豊富に乗っているので、下手に管理人が解説するよりはそちらを参考にされるのがいいでしょう。

遅延証明書もネットから発行できます。このあたり、比較して悪いですがKBツアーとは違います。

管理人が乗車したときは満席でしたが、特に不快な思いもすることなく、快適でした。隣席との間にカーテンがあるというのは結構助かります。

楽天トラベル株式会社

<予約>

直販サイト楽天トラベルから可能です。他のサイトを通しての予約が可能かは承知していません。楽天と比較する限り、前述の通り値段に違いはないようです。運営会社の窓口に電話して予約することも可能ですが、300円の事務手数料がかかるようなので、あまり利用価値はないでしょう。

直販サイトでは、会員でなくても予約はできるようです。Tポイントはここで番号を入力すれば加算されるようです。楽天トラベル経由だと事後申請が必要になります。

その次に支払い方法を選択します。銀行振込、カード、コンビニ、ジャパンネットバンク/楽天銀行 が選べます。郵貯銀行、Pay-easyも支払い方法の説明が別のページにありますが、予約ページからは直接選択することはできませんでした。「銀行振込」の一種として扱われているのでしょうか。利用したことがないので分かりません。

予約変更についてはできず、一旦キャンセルのうえ再予約とあります。詳しくは、後述のキャンセル・返金をご参照ください。

乗降地の変更は会員はオンライン、非会員は電話ですることになっているようです。平日10:00~17:00、土日祝日13:00~17:00が繋がるようですので、普通でしょう。

<乗車>

管理人は新宿から乗っただけなので地方都市発の場合はよくわからないのですが、新宿の場合は受付(ラウンジ)が2箇所あり、便によって使い分けられています。管理人の場合は、VIPラウンジ2号館となっていました。山銀ビル4階です。VIPラウンジ1号館の場合は田畑ビル3階です。といってもそれだけでわかる人はまずいないと思いますが、両方とも西口の新宿郵便局のすぐ近くになっています。

VIPラウンジ2号館の場合、1Fにダイコクドラッグ西新宿店が入っている山銀ビルの入り口から、エレベーターで4階まであがります。ドアを開けると、すぐ右側に端末があって、ここに名前と電話番号を入力するか、送られてくるメールについているQRコードをかざすと、乗車券が発券されるシステムです。

あとはラウンジの中で、テレビを見るもよし、ゆっくりくつろぐもよし。コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶に味噌汁まであります(なんばVIPラウンジには味噌汁はないそうです)。無線LANも使えますし、備え付けのインターネット端末も無料、フットマッサージも無料です。サイトで解説していますので、自身でご確認いただいた方がいいですね。ちなみにお土産まで売っています。

適当な時間になると、係の人が声をかけますので、階段を降りて外に集合します。そこで一度人数確認があり、遠足の小学生のような気分になります。50メートルほど歩いたところでバスが停車していますので、乗り込めば完了です。

WILLER TRAVEL

<移動中>

発車後に車内の設備や経路案内などがありますが、VIPライナーの場合はDVDを流してモニターでやっています。いままで利用していたKBツアーや鉄道会社系のバスでは乗務員のマイクでやっていたので、飛行機と見まごう方式に一瞬面くらいました。

管理人の利用するバスではトイレはないので、途中の3回の休憩は貴重です。概ね2時間ごとに停車します。照明はあまり明るくしないので、寝ている人はいいですが、外に出るときは注意が必要です。管理人は座席と間違えてほかの人の肩をつかみそうになったことがあります。

最後の夜明け前の休憩では、星がきれいに見えました。サービスエリアの照明が明るく、天の川までは見えなかったのは残念です。

<降車>

特段解説することもありませんが、いろいろとある高速バスの中で、単身赴任先に最も早く到着するのがこのVIPライナーであるというメリットを、管理人の場合は享受しています。

<キャンセル・返金>

キャンセルは、会員はオンライン、非会員は電話で手続きをすることになっています。平日10:00~17:00、土日祝日13:00~17:00とされています。、キャンセル料は、出発まで7日を切ってしまうと30%、前日は40%、当日50%、夕方以降は100%となっています。

カード払いの場合はカードから、それ以外の場合は、CASHPOSTという送金サービスを使って返金を受け取ることになります。利用したことがないので分かりませんが、CASHPOSTでは銀行振り込みか、ローソンでの返金が受けられるようです。送金手数料はVIPライナー側はみてくれません。

先日搭乗記をアップしたKBツアーは自社ポイントに変換でき、利用を続けるなら事実上返金手数料なしになりますが、VIPライナー運営会社あて照会したところ、キャンセルの場合はいったんすべて返金しているとのことでした。つまり、100%返金されるとしても返金手数料分は減額されてしまいます。直販でも楽天トラベルを経由するとキャンセル面でメリットはないかとサイトをよく見ましたが、確認はできませんでした。

WILLER TRAVEL


<まとめ>

12列のスタンダード・シートポイントはこだわることはないと思いますが、自分だけ拒否しても無意味です。

惜しいのは予約変更時の対応ですね。いったん返金するというのは、利用者からみれば不便であり、また、返金手数料がかかります。乗る気のない予約でまっとうな利用者があぶれないようにして全体の値段を抑えているという説明は成り立ちますが、釈然としないところも残ります。

最後は経営判断ですが、個人的には改善を望みたいです。

管理人の場合は、諸事情により経済性を追求しないといけないので頻繁に利用するわけにはいきませんが、日程変更の可能性が低い場合には主要候補の一つとなりそうです。

最後に、今回キャンセルに伴う返金の照会で運営会社にお尋ねしましたが、金曜夜遅くのメールに対し、土曜の朝八時に丁寧な回答をいただきました。そういう点では、サービスが行き届いていると言えそうです。

by 単身赴任サバイバー

KBライナー搭乗記

<KBライナー概要>

管理人の主要帰省手段はバスであると以前記載しましたが、今回は、そのなかで最もお世話になっているKBライナーについてご報告します。

KBライナーは、高速バスツアーズ株式会社(KBT, Kousoku Bus Tours)が運営する高速バスの商品名です。

KBライナーの最大の特徴は、とにかく安いことです。管理人の場合、鉄道会社系バスは片道7,000円台前半の水準ですが、KBライナーの場合はサイトからの直接予約であれば、週末でも3,000円台(時期によって3,000円台の下の方から上の方まで変動します)、月~木の便であれば2,500円程度になることもあります。

路線によっては、早割りや往復割引もあります。

数ある高速バス業者のなかでも最安値圏だと思います。

チケットは直販サイトのほか、楽天トラベルでも扱っていますが、500円程度高くなるようです。なお、楽天トラベルと直販を比較すると、運営会社によって料金に差があるところもあれば、そうでないところもあります。

運行区間は、東京又は神奈川と、東北・北陸・近畿・中国エリアとの間となっています。すべて夜行です。

管理人の乗る路線では、運行は、千葉みらい観光(白いボディ)と三栄交通株式会社(青いボディ)の二種類があります。管理人の場合はほとんどが千葉みらい観光です。一日二便あるうちの、早いほうが千葉みらい、遅い方が三栄交通になっているようです。


楽天トラベル株式会社

<車内の様子>

多くの格安高速バスが11列シートを使用しているなか、こちらは12列です。もっとも、11列だろうが12列だろうが、平均的な日本人男性にとっては狭いことに変わりはありません。特につらいのはシートを倒せる角度です。思い切り倒すと後ろの人はとてもではないですが眠れません。遠慮がちな管理人の場合は、ほんの少し、1段階かせいぜい2段階倒すだけにしています。後ろの人には感謝されているかもしれませんが、眠りは浅いです。
・・・と、ずっと12列だと思っていたのですが、先日乗車した時によくよく数えたら11列でした。最後列には12との表示があるのですが、おそらく4列目が欠番になっているのかと思います。

高速バスに慣れている方が多く、思い切り倒す人はまれです。先日乗車した際には、「倒していいですか」と一声かけて了解をもらった直後、容赦なく倒せる限り倒した人がいて、ちょっと戻してくれといわれていました。横目で見ていましたが、確かに、倒しすぎでしょう、あれは。あまり見ない光景です。

横方向には、2列、2列の4列シートとなっていますが、2列並んだシートの間には、肘掛がなく、領土紛争の火種となっています。シートの幅自体もやや狭い気がします(その分、通路は広いのですが)。腰のあたりで隣の人と接触することが多いです。
同性で座るように配置されているので、そういう意味で困ることはありませんが、大柄の人の隣になってしまうともう窮屈でたまりません。

アメニティはブランケットのみです。他社のもう少し高いバスにすると、紙のおしぼりやお茶、アイマスクなどが提供されますが、KBライナーの場合、それ以外には本当に何もありません。(新宿の受付では耳栓などを販売しているようです)

もちろんトイレもありません。

こんなバスですが、かれこれ5,6回は10回以上乗っています。週末であろうとなかろうといつも満席です。(たまに、乗車率50%くらいのこともありますが)

利用者は若い人が多いようです。管理人の乗る便であれば、30歳前後までの女性が1/3くらいいます。週末東京に遊びに来ているのでしょうか。あるときなど、7割以上が女性でした。

管理人は年齢的には上から10%くらいのところにいるようです。すっかりおじさんです。

いまのところ、車内で騒いで他人に迷惑をかけるような方とは遭遇していません。

正直なところ、金曜の夜発、月曜朝戻りのスケジュールで往復ともKBTを使うのはかなりつらいです。若い人は元気だなあといつも思います。


<予約>

前述のように、予約は直販サイトがお勧めです。IDを登録する必要がありますので、むやみにIDを増やしたくないという方は、少し高くなりますが楽天トラベルから予約されるといいでしょう。たまにしか使わないのなら気にするほどの値段の差はありません。

予約画面は特に解説はしません。管理人は、往復どちらかをもう少しグレードの高いバスにすることが多いので、往復それぞれの料金を調べたいのですが、予約サイト等によくある出発地と目的地の入れ替えボタンがない点は不満です。

座席指定ができる便もあるようですが、数百円かかります。管理人の使う便では設定できないようです。

支払いはコンビニか、カード、楽天銀行、郵貯銀行、Pay-easyなどとなります。管理人はもっぱらコンビニを使います。コンビニ払いなら、予約した日の三日後までに支払うことになっているので(出発日が迫っていると期日は変わります)、仮予約のつもりでおさえておいて、状況が悪くなったらそのまま流してしまうことにしています。週末便は結構早くに埋まってしまうので。

直販サイトでは、100円で1点となるポイント制があります。100ポイントから使えるので、使い勝手としてはいいほうでしょうか。

なんらかの理由で予約の変更をしなければならない場合は、一応サイト上にも変更のページがあり、オンラインである程度のことができるように書いてありますが、管理人の使う路線に関しては事実上機能しておらず、電話でお願いすることになります。東京大阪間など利用者の多い路線なら機能しているのかもしれませんが、管理人にはわかりません。

電話は平日の13:00-17:00の受付となっています。土日は受け付けていません。また、電話番号は予約変更のページには記載されておらず、問い合わせページで探しました。電話の受付時間も不満ですが、その番号が必要となるページに書いていないところなどは、費用もかからないので改善してほしいものです。(注:オンラインでの変更、キャンセルが可能になりました)

なお、変更は1回だけ可能ということになっています。鉄道会社系の高速バスでもそんなものなので、ここには特に不満はありません。


楽天トラベル株式会社

<乗車>

前日に乗車確認メールが送られてきます。もちろん返事の必要はありません。

当日、乗車場所に向かいます。地方発の場合は待合所のようなものはありませんので、近くで時間をつぶし、ころあいを見計らってそこに向かうことになります。気候がよければいいですが、夏や冬、雨の日はちょっと大変です。

東京の場合、実際にバスに乗る場所ではなく、新宿の第二佐山ビルの4階にまず行って、受付をすることになります。この受付は、中日本エクスプレス、グレースライナーとの供用となっているので、受付時には、バス会社名、行き先、名前を告げることになります。予約時のメールや、領収書を持ってくるよう書いてありますが、運用上は口頭でも問題ないようです。

受付の横のスペースには、お茶、椅子、トイレがあって、簡単な待合所になっています。ちなみに、2階にはさくら高速バス、キラキラ号の受付があります。受付では、実際の乗車場所への案内図を渡されるので、それを見ながら自分で向かうことになります。誘導はありません。

実際の乗車場所は、すぐ近くのワシントンホテル手前のつるやゴルフの前になります。信号にひっかからなければ受付から徒歩2分程度です。

つるやゴルフの入り口は建物から奥に引いているので、その空間で待っている人が多いです。扉はないのですが、風雨のなかを外で立っているよりかなりましです。

バスが来れば、バス停にいる案内の人が声をかけ、乗車が始まります。地方発では、人数が少なければわさわさと集まってきた者を適当にさばいている感じです。一時期、車内預けの荷物は引換券をもらっていしたが、現在は特にそういう確認はしていません。
座席はこのときまでわかりません。管理人の乗車地では、口頭で席の番号を聞くことになっています。

新宿ですと、目的地が遠い順に並ぶように案内があります(管理人は複数都市を回る便に乗っているので)。同じように荷物をあずけ、乗車口に掲示されている座席表をみて自分の名前を探すことになります。

満席時は50人近い人が列を成すので、ここで自分の名前を探すのに時間を要する人が多いところが構造的な問題です。乗車時に指示してくれることもあります。とはいえ、ほぼ満席であることが多く、一斉に乗り込む新宿では、もう少し何とかならないかと思います。

<移動中>

乗車してしまえば、1時間弱で消灯となります。

その後、2時間ごとくらいをメドに3回の休憩があります。休憩のときは非常灯くらいしかつけないバスもありますが、KBライナーの場合はしっかりと点灯しますので、目が覚めてしまう人も多いようです。(2014年3月以前はアナウンスもありましたが、これはなくなりました。)

以前は、3回の休憩がそれぞれ15分くらいだったのですが、2013年10月に利用したところ、最大で30分以上の休憩がありました。

休憩地は、試行錯誤が続いているようで、2013年当初は最初の降車地点までに3回でした。それが、最初の降車地点まで2回、その後1回の休憩に変わっていました。
2014年7月には、最初の降車地点までに3回、以降1回になっていました。

ドライバーの健康面も考えれば、二時間に一回の休憩は適当かと思います。

ちなみに、KBライナーのカーテンは遮光性がそれほどではなく、トンネルを走っているかどうかくらいははっきりとわかります。はっきり言えば明るすぎです。こういうところにもうちょっとお金をかけてほしいです。

<降車>

いよいよ降車です。降車そのものは特筆すべきことは何もないのですが、管理人がKBライナーをよく使う理由のひとつは、到着時間が比較的早いという点にもあります。その後の公共交通機関との接続を考えると、定刻としてはもう少し早いほうがいいのですが、この程度はやむをえません。

前のバスの降車待ちのために電車に乗り遅れたことが一度だけありました。これでKBライナーを攻めるのは酷と思っています。

<キャンセル・返金>

管理人はキャンセルはしたことがありませんので実態はわかりません。

カード、コンビニ、Pay-easy、楽天銀行などのネットバンクなどのほか、ポイントで返金ができるようです。

コンビニ、Pay-easy、ネットバンクは525円の返金手数料がかかります。カードは不明です。サイトを見る限りは返金手数料の記載はありません。

ポイントで返してもらう場合は返金手数料がかからないと明記されていますので、また利用する見込みがあれば、こちらが有利でしょう。

連絡は電話でする必要があるようです。これも改善を望みます。(注:gネット対応されています)

楽天トラベル株式会社

<まとめ>

車内環境などいまひとつですが、値段の安さと到着時刻の便利さで高く評価しています。到着した日の仕事は本当につらいものがありますので、できることなら使いたくはないのですが。

なお、管理人は、KBTとは何の関係もありませんし、一切便宜を図ってもらったこともありませんので、感じたことを書いています。事実に反することがあればご指摘を願います。

この記事は、2013年10月から2014年7月の情報に基づいて記述しています。



富山地方鉄道高速バス搭乗記はこちら

WILLER TRAVEL搭乗記はこちら

VIPライナー搭乗記はこちら

by 単身赴任サバイバー

プロフィール

HN:
単身サバイバー
性別:
男性
職業:
ひみつ
趣味:
節約(嘘)
自己紹介:
東京を離れ某地で単身赴任しています。
妻1子2。
月イチ程度で自宅に帰っています。

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